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□■ 絵 心 の ま ま に □■
第一章:ボクの履歴
この章ではボクの絵心についての履歴をご紹介します。
ですから通常言われる履歴書の様な型のものではない事を、ここであらかじめお伝えしておきます。
それでは始まりです。
第一節:ものごころついてクレパス
ボクが今の様な仕事に就いた事は、幼児期にクレパスを持った事から始まると思います。
保育園の年少組に入園して、サインペンやら自由画帳(当時は正確に言えず、
"ジューガチョ"とか言っていた)や折り紙等お遊技に必要とするものを両親に揃えてもらい、
それを手にして無邪気に喜んでいました。
その中にはそれまで見た事も聞いた事もないクレパスが入っていました。
クレパスとは、現在ボクらが仕事でよく使うパステルを脂や樹脂といった物で練り合わし、
固めた油性のパステルで、幼心にボクはその感触がたまらなくいい物に見えたのでした。
お遊技でそれを使ってるうちに、その独特の存在感と言うかディテールに有頂天になって、
保育園のカリキュラムとは違うモノをよく描いて、
先生(保母さん)に叱られた事を覚えています。
ある日、帰りのバス(保育園側からの通園バス)を待つ間に、自由画帳の1ページいっぱい
に絵を描いていました。
それが先生に取りあげられ、ボクの知らない間に児童画コンクールに出品されていました。
それは当時ボクの大好きだったテレビのスーパーヒーロー“ウルトラマン”の絵でした。
ウルトラの兄弟が力を合わせ、宇宙空間で地球に押し迫る強大な怪獣を、
スぺシュ−ム光線(ウルトラマンの必殺技)でやっつけている空中戦をボクはテレビで観て、
それを思い出しながらバスを待つ短い時間で細かく描いたモノでした。
その時に「将来は絵描きになろう!」と、思ったかどうか定かではありませんが、
絵に対する好奇心が旺盛になった事は間違いないと、今では確信しています。
それからのち、実際に“絵描き”になろうと志しを持つのは、
小学校3年生になってからの事です。
2002年7月執筆
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